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『高須院長の訴訟の流れについて』私素人なので、素人にもわかりやすく民事訴訟について解説します‼️

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昨日の三浦弁護士のブログを読んで、少し難しいかなと思ったのでもっとわかりやすく「民事訴訟」について記事にしました。

ただし、私はただのサラリーマンなので実際に「素人」がびっくりした「民事訴訟」の内容を書いています。

 

私は前職で保険関係の仕事をしており、その中で裁判事件の担当もしていました。

裁判といっても、保険会社なので「民事事件」です。

 

簡単にいうと、「被害者に保険金をいくら支払うか」を決める裁判です。

その会社を辞めるまで、150件以上は民事訴訟の裁判を担当したと思います。

 

最初私がびっくりしたのは、裁判がテレビでよくみる大きな法廷ではなく第◯◯法廷という名前の椅子が6個くらいしか入らない小さいテーブルで行われていることでした。

 

そこに裁判官と書記官と原告側と被告側の弁護士が座ります。

 

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えっ、これ裁判なの・・・。( ͡° ͜ʖ ͡°)

多分、弁護士に委任したクライアントもほとんど知らないでしょう。

高須院長も当然知らないと思います。 

第1回口頭弁論について

この時は大きな法廷を使います。

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裁判官が原告に「訴状の通り陳述します」と話しはじめ5分〜10分程度で終わります。

この時の相手の答弁書も「パターン化した簡単なもの」になります。

 

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通常、原告と被告の弁護士(被告側は裁判に出ないで答弁書のみの場合もあります)が出席します。

 

これは、三浦弁護士のブログで法律的に解説しています。

民事訴訟法 第158条(訴状等の陳述の擬制)

 

「ぎせいちんじゅつ」という言葉を弁護士はよく使います。

 

その時に「次回の期日が決まります」が、大きな法廷に2人くらいしかいないのと時間の短さにびっくりします。

・・というか、次回の裁判の期日が決まるだけの裁判です。

 出典:高須克弥ツイッター

おそらく高須院長も私と同じ素人なので「この裁判のやり方」を知らなかったんでしょう。( ;  ; )

2回目以降

小さな部屋で裁判官をはさんで、原告、被告の弁護士が「準備書面」「答弁書」なるものをやりとりします。

三浦弁護士のブログにある「ターン制」というやり方です。

 

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割と地方都市だと和気あいあいに裁判は進みます。

弁護士さん同士は同じ地区の知り合いが多いですからね。

この裁判も書類の受け渡しだけなので、10分〜20分程度で終わります。

 

4、5回この書面の行ったり来たりを繰り返し、裁判官が「和解案」を出してくることが多いです。

簡単な裁判だと、2回目くらいで「和解案」を出してくる場合もあります。

 

和解案といっても、A4の紙にワードで書かれた数字が記載しているだけのものです。

そして必要があれば裁判官から「証人尋問」の指示がでます。

証人尋問と裁判あるある

ここで初めてテレビで見るような、原告と被告に別れての法廷での場面になります。

各々の弁護士が、原告被告に質問をして審議が進みます。

 

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これは結構迫力があります。

正直、面白いです。

 

証人で、たまに「記憶にありませんと言い続ける人がいます。

・・特に年配の人に多いです。テレビの見過ぎですね。

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出典:ローキード裁判

普通は「覚えていません」「思い出せません」って言いますが「ロッキード事件」以来流行りましたねこの言葉。(若い人は知らないか)

 

最後までこれを続けると、裁判官の心証がどんどん悪くなります。

 

もうひとつの「裁判あるある」は、本当に傍聴席から「裁判官異議あり‼️」と手を上げて発言しようとする人がいることです。

 

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これは、裁判所の職員にやめるように止められます。

こういう人たちはテレビっ子なんですね(^ ^)

 

高須院長はこの「証人尋問」のような裁判が繰り広げられると思っていたのでしょう。

 

確かに三浦弁護士がいう通り、高須院長側の弁護士は高須院長にもう少しアドバイスする必要がありますね。

裁判所が和解をすすめる理由

たいていの「民事訴訟」は和解で決着がつきます。

裁判所も和解を勧めます。

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なぜなら、裁判所の事務量が和解なら判決の半分くらいですむからだそうです。

(これは弁護士から聞いた話なので違ってたらすみません)

それに、和解は控訴ができないのでそれで裁判は完全に終わります。

裁判官も判決を出すと判例になってしまうので、責任も重くなります。

 

だから、和解の方が裁判所は好きなんです。

高須院長の裁判はおそらく判決になると思います

一番最初と同じで、大きな法廷で裁判の終わりを告げられます。

またまた、大きな法廷に数名しかいません。

これも5分〜10分程度で終わります。

 

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そして、「判決文」が裁判所からでて第一審が終了です。

それが弁護士の手元に届いてから控訴するかどうかをクライアントは弁護士と考えます。

猶予は2週間です。

 

この判決ですが、裁判所からあらかじめでていた和解案と似たようなものになることが多いのですが、全く予想に反したものが出ることがあります。

 

この時は、和解しておけばよかったーと後悔します( ;  ; )

 

我々素人がみると、この民事裁判の仕組みには正直驚かされます。

これで数千万円、場合によっては億を超えるお金の支払いが決まってしまいます。

 

テレビでみるのは、刑事裁判が多いんですが民事の裁判って「要はお金」を決めるだけなのでこんな感じで進みます。

 

裁判が小部屋で書面で進められているのを知っているのは、弁護士か法律関係の仕事をしているひとだけだと思います。

 

もっとひどいのもあります

ローン会社で債務者(借金をしているひと)の債務を決めるときに、何人も一度に呼ばれてひとり2、3分で債務額が確定していきます。

 

まったくの流れ作業です。

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裁判所も時間がないんですね。

 

民事の裁判って、テレビでみるのとかなり違っていて非常に「簡便」なんです。 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

法律的なことについては「弁護士三浦義隆のブログ」を読んでいただければと思います。