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豊島区広報課長が中学生への強制性行で逮捕
インターネットの交流サイト「ひま部」で知り合った女子中学生に性的暴行を加えたとして、警視庁は4日、東京都豊島区広報課長の高島武彦容疑者(56)を強制性交の疑いで逮捕したと発表しました。


高島容疑者は、「18歳ぐらいの女性と性交したと思うが、はっきり覚えていない」などと述べているということです。
高島容疑者は昨年10月23日夜、中学1年生の少女(13)を乗用車に乗せて都内の人気のない駐車場に連れ込み、性的暴行を加えました。
「ひま部」というアプリで高校生を装う
高島容疑者は、学生限定の「ひま部」というアプリの交流サイトに男子高校生を装って登録して少女と知り合い、少女はサイトなどを通じて高島容疑者に悩みを相談しており、住所や電話番号、学校名なども伝えていたということです。
高島容疑者はやりとりの途中で「一人暮らしの37歳」とも名乗ったとされています。
それでも、20歳もサバをよんでいます。
少女は事件当日、高島容疑者に電話で「会いたい」と言われ、「自分や家族に危害が加えられるかもしれないと思い拒否できなかった」と話しているということです。
この少女が事件翌日、都内の警察署に通報して発覚しました。
高島容疑者は区役所に1981年採用で、勤務態度は良好だったということです。
「ひま部」というアプリ
「ひま部」というアプリは、学生限定のトークアプリで中学生・高校生・大学生限定になっています。
部活や趣味、恋愛、悩みについて話せる学生用のチャットでコミュニケーションをとるアプリで、評価は5万件もあります。
国内No1の中学生・高校生・大学生向けアプリと謳っており、学生がここで友人を見つける目的もあるようです。
このアプリ内では、フォローは「推しメン」、フォロワーは「ファン」、メッセージは「レター」と呼ばれ、学校を彷彿とさせる名称が多いのが特徴とされています。
しかし、実際は年齢を偽れば誰でも登録できるため、児童ポルノ被害も発生しています。
高島容疑者は、13歳の少女の住所や学校まで把握し、それを利用し脅しての犯行であり、あまりにあくどすぎます。
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