【年金75歳受給で倍】年金繰り下げ検討‼︎何歳で年金をもらうとお得

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75歳までの年金繰り下げ検討


厚生労働省は公的年金の受給開始年齢を75歳まで繰り下げられるようにする検討に入りました。


毎月の年金額は65歳開始に比べて2倍程度とする方向とのことです。


いまは70歳開始が上限ですが、もう一段、高齢になってから年金をもらう選択肢をつくるのが目的ということです。


年金の倍率を見ると


60歳から←現在65歳→ 70歳→75歳から

▲30%    0  +42%  +84%


働く高齢者が増えていると政府は言っていますが、新しく仕事をするにしても、50歳をすぎるとほとんど仕事はありません。


アルバイトで月10万円稼ぐのも至難の技です。


何歳で年金をもらうのかは加入者が選べる


公的年金をもらい始める年齢は、現在60~70歳の範囲で加入者が選ぶことができます。


決して65歳限定ではありません。


現在は年金をもらい始める年齢を60~70歳の間の何歳にしても、加入者が平均的な寿命まで生きた場合にもらう年金の総額が変わらないよう設計しています。


厚労省の「厚生年金保険・国民年金事業の概況」(平成28年度)によれば、繰上げ支給をしている人の割合は「34.1%」でした。


実に、年金受給者の3人に1人は繰り上げ支給をしています。


なお、本来の年齢で受給開始した人は64.5%、繰り下げ支給している人は1.4%でした。


ネットで調べると、今のところ、60歳から繰上げ支給をすると「76歳8カ月」までは、繰上げ支給の方が累計額が多く、それ以降は、普通に65歳から受給した方が多くなり、70歳まで繰り下げ支給をすると「81歳10カ月」で、65歳から受給するよりも累計額が多くなるようです。


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繰り上げ支給と繰り下げ支給で気をつけなければいけない点


繰り上げ支給をした場合、年金が『生涯減る』ということ以外に


・障害基礎年金を請求することができなくなる

・寡婦年金が支給されない。既に寡婦年金を受給していても権利がなくなる

・65歳になるまで遺族厚生年金/遺族共済年金が併給できない


というデメリットがあります。


特に、障害基礎年金は、後遺障害をカバーする年金で、ペースメーカー、人工透析、在宅酸素などの病気による障害も対象になるので「繰上げ支給」を選ぶ時には、将来、障害年金を貰う可能性がないか、自分の健康状態も含めて判断する必要があります。


また、「在職老齢年金」という制度があり、60~64歳で年金と給与の合計が月28万円を超えると、超過分の半分の年金が減額されます。


65歳未満で月の給与が28万円以上ある場合には、考えどころです。


私は60歳の時の、給与と自分の健康状態を考えて受給する年齢を決めようと思っています。


人生100年時代に踊らされてはいけない


現在、政府でも保険会社でも「人生100年時代」といううたい文句を前面に打ち出しています。


日本人の平均寿命は、男性は「81.09歳」、女性は「87.26歳」


しかし、介護を受けたり寝たきりになったりせず日常生活を送れる期間を示す「健康寿命」は、2016年は男性は「72.14歳」、女性は「74.79歳」です。


平均的に健康な状態であっても、75歳から年金を受給する頃には男女共「介護状態」である可能性が高いということです。


もちろんこの健康寿命も医学の発展で伸びてはいますが、ここ十何年で劇的に伸びるとも思えません。


元気に100歳まで生きるというのは、あまりに極端で「洗脳的」な感じがします。


私はどちらかというと、出来るだけ元気なうちに年金をもらって自由な時間を過ごせればそれに越したことはないと思っています。

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