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岩手大農学部共同獣医学科の准教授が盗撮で逮捕
岩手大農学部共同獣医学科の准教授、福井大祐容疑者(47)が盗撮で逮捕されました。
参照:岩手大学HP
女性のスカート内を盗撮しようとしたとして、警視庁が岩手大農学部共同獣医学科の准教授、福井大祐容疑者(47)を東京都迷惑防止条例違反(卑わいな言動)容疑などで逮捕していたことが捜査関係者への取材でわかった。逮捕は8日。
捜査関係者によると、福井容疑者は3月14日午後9時20分頃、墨田区吾妻橋のコンビニ店で、買い物中の20歳代女性のスカートにスマートフォンを差し込んで盗撮しようとした疑い。
女性が被害に気づき、店員を通じて110番した。福井容疑者は容疑を認めており、事件当日は出張で東京に来ていたという。
福井容疑者は観光客に人気の旭山動物園(北海道旭川市)で勤務した獣医師で、野生動物の現状や動物展示のあり方などについての講演活動も行っていた
読売新聞オンラインから引用
福井容疑者は、かなりの有名人のようです。
福井容疑者の経歴
福井容疑者は北海道にいた時にHBCラジオに出演しています。
参照:HBCほっかいどう元気びと
その中で経歴が紹介されています。
・滋賀県出身、札幌市在住。
・40歳(当時)
・1991年「北海道大学獣医学部」に入学。
・北大卒業後、地元に戻り、動物病院で獣医師として1年間働き再び北海道へ。
・旭川市旭山動物園で現場の獣医師、のち飼育展示係長を経て13年間勤務
・自然の中の野生動物を追いかけながら調査しつつ、「人と野生動物との共存」を目指した活動に挑戦したいとの思いから動物園を退職。
・野生動物の調査研究に必要な麻酔学を深く学ぶため、酪農学園大学附属動物病院の研修医を経て、今年4月から野生動物と人を育む環境の保全を目指すNPO法人EnVision環境保全事務所の調査研究員となる。
・現在、岩手大農学部共同獣医学科の准教授
獣医としての経歴は大変素晴らしいものがあります。
数々の講演活動
福井容疑者は講演活動も頻繁に行っています。
参照:夢ナビライブ2019 仙台会場
「獣医学の環境保全への挑戦~人と動物と地球の健康はつながっている」
というテーマで講演会を行っています。
動物に対する愛情は並々ならぬものがあります。
クラウドファンディングで希少動物のための資金集めも
「希少な動物たちを救うため最高のどうぶつ医療チームを作りたい」というクラウドファンディングを行って、4,576,000円
(目標金額 3,500,000円)の資金を集めています。
参照:READYFOR College
一度失ったら、もう二度と元に戻せないどうぶつたちの命… 動物園水族館の貴重などうぶつたちに、動物福祉と質の高い獣医療による健康管理を!!
野生動物専門医の福井大祐です。これまで、約20年間、犬猫病院の勤務獣医師、旭川市旭山動物園の専属獣医師、大学附属動物病院麻酔科の研修獣医師、野生動物の調査NPOの研究員、岩手大学獣医学科の教員を経て、多種多様などうぶつたちの数多くの命に向き合ってきました。
READYFOR Collegeから引用
クラウドファンディングで資金を出した人たちは、福井容疑者の盗撮を知ってどんな気持ちなのでしょう。
なぜ盗撮をしたのか
福井容疑者の経歴は非常に立派で、動物のための活動家としても十分な実績があります。
そんな福井容疑者が盗撮を行ったのは、東京で解放され魔がさしたのかそれとも常習だったのか。
常習犯だったら、驚くべき二面性を持った人物です。
福井容疑者の盗撮での逮捕で、動物たちの支援活動に影響がでなければいいのですが。
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