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要点をざっくり
- 札幌市東区で、昨年の11月に、中学1年生の少年が20代の女性を包丁で刺した事件について北海道新聞が報じています。
- 少年は札幌市の児童相談所に12月に送致されました。
- その後、児童相談所で処分を決めることになっていました。
目次
札幌中一刺傷事件とは
中学1年の12歳の少年が11月25日午後6時ごろ、札幌市東区の路上で、帰宅中だった20代の会社員女性の背中を出刃包丁(刃体16・7センチ)で1回刺し、殺害しようとした疑いなどが持たれています。
少年は12月26日に児童相談所に送致されました。
札幌家庭裁判所が精神鑑定の実施を決定
北海道新聞によると、この事件で殺人未遂と銃刀法違反の非行内容で札幌家裁に送致された市内の中学1年の少年について、同家裁が精神鑑定の実施を決めたことが18日分かりました。
決定は9日付で、『鑑定留置』の期間は4月9日までの3カ月間だと、少年の付添人を務める弁護士が明らかにしました。
鑑定留置とは裁判所等が、精神、身体について鑑定が必要な場合に、期間を定めて被害者を病院等の施設に留置することです。
鑑定留置中は少年審判の手続きは中断され、家裁の指定した鑑定人が少年の心の状態を調べて『鑑定書』を作成するそうです。
家裁は鑑定終了後に審判を開き、鑑定書などを基に『少年の処遇』を判断します。
この少年は、最後には「人を刺せば、人より上になれると思った」と話しています。
この話が本心なのかは分かりませんが、被害者の身を気遣う言葉は出てきませんね。
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