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要点をざっくり
- 千葉県船橋市本中山の住宅街で、猫の残虐死体が遺棄されている事件が発生しています。
- 中には、猫の手足を針金で大の字にくくりつけ、切り裂かれた腹部から腸が取り出され、首にぐるぐる巻きにしてあった死体もあったとのことです。
- 千葉県警船橋署は現在犯人を追っています。
次々に発見される猫の死体
週刊女性プライムでは、千葉県で次々と発見される猫の死体について、記事にしています。
千葉県船橋市本中山の住宅街にあるマンション敷地内で6日午前10時20分ごろ、1階に入っている店舗の女性従業員が子猫の頭部を発見しました。
「裏庭でハエが2、3匹たかっていたので何かと思ったら、直径6~7センチくらいの生まれたばかりの子猫の首だったんです。ほぼ白地に茶と黒の交じった三毛猫でした。目を閉じ、口を閉め、眠ったように宙を見上げていました。傷口から血は流れていませんでしたので周囲はきれいでした」
と女性従業員は語っています。
ほぼ同時に店舗の経営者も気づいて、同10時50分ごろ110番通報しました。
40メートル先で見つかった子猫の死体
同日の正午前後、このマンションからわずか40メートル程度しか離れていないアパート敷地内の梅の木の下で、別の2匹とみられる子猫の死体も見つかりました。
「朝起きて7時ごろ見つけたんです。1頭は頭がなくて、内臓が出ていたから、とてもグロテスクでね。もう1頭は尻尾がないの。2頭ともグレーの子猫で血は出ていませんでしたよ」
と、アパートの大家の女性が話しています。
子猫の死因はわかっていません。
腸が取り出され首に巻いてあった猫
この船橋市本中山の周辺では約1年の間に、類似する猫の残虐死体遺棄事件が相次いでいます。
まず、昨年のちょうどこの時期、現場から約1~2キロの距離にある市川市高谷で、首のない猫の胴体が見つかっていました。
さらに昨年7月28日早朝、同マンションから約1キロと近い市川市原木にある川沿いの駐車場で『猫の磔事件』が発生しました。
犬の散歩をしていて、現場を目撃した70代男性は
「駐車場の鉄パイプの柵に成猫が磔にされていてね。おぞましくて、本当は思い出したくもないんだよ」
と語っています。
駐車場の鉄パイプの柵に成猫が磔にされていた。
猫の手足は針金で大の字にくくりつけられており、切り裂かれた腹部から腸が取り出され、首にぐるぐる巻きにしてあったと話しています。
70代男性は第一発見者の女性らとともに、同県警市川署に通報しました。
転がる頭部、10個に裂かれた胴体
さらに昨年12月25日朝、同マンションから約5~6キロ離れた船橋市潮見町の潮干狩りで有名な「ふなばし三番瀬海浜公園」で、猫の内臓を取り出して10個ほどに切断した死体が置かれていました。
通りがかりの人が発見しています。
このように、似たような猫の残虐死体がきわめて狭い範囲内で、断続的に遺棄されてきた経緯がわかります。
動物ボランティアの女性が語る
動物の赤ちゃんが可愛い理由について
「動物の赤ちゃんはみな可愛いものですが、なぜ可愛くできているかというと、ほかの動物から見ても可愛く見えるようになんです。食べられてしまわないように。だから、犬が猫の赤ちゃんを育てたり、逆に猫が犬の赤ちゃんを育てたりした例がある。そういった可愛いという感覚が欠落している人の犯行でしょうが、人格が壊れているとしか言いようがないですね」
これは、人間の赤ちゃんも同じだと言われています。
また、「飼い猫なら人に慣れてるので捕まえやすいですが、野良猫は警戒心が強いので捕まえにくい。どうやって捕獲しているのか不思議」
とも語っています。
これらの猫の遺体からは、血液がほとんど流れておらず、別の場所で殺害し、その遺体を遺棄したと思われます。
とにかく、これらの猫の殺し方が残虐すぎます。
猫を残虐に殺した犯人は、次は人間を殺すかもしれません。
早く逮捕され、刑に服すか、病気なら治すとかしないと大変な事件に発展する可能性は否定できません。
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