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【札幌11人死亡火災】「そしあるハイム」有料老人ホームに該当せず‼︎札幌市が判断‼︎

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要点をざっくり

  • 11人が焼死した札幌市東区の生活困窮者向け共同住宅「そしあるハイム」で、札幌市は「有料老人ホーム」に認定できないと判断しました。
  • 調査の結果、老人福祉法の「有料老人ホーム」に位置付けれらないとの見解です。
  • 20日にも厚生労働省に報告するとしています。

「有料老人ホーム」に該当しない理由

 

読売新聞は、札幌市は「そしあるハイム」を「有料老人ホーム」に該当しないとの判断を下したと報じています。

 

札幌市が、そしあるハイムを運営する合同会社「なんもさサポート」の代表などから施設の実態を聞き取るなどの調査をしました。

 

調査の結果、入居条件を60歳以上に限定していなかったことから、有料老人ホームに該当しないと判断しました。

 

札幌市の指針では、有料老人ホームとしての判断を、60歳以上の入居状況を基準のひとつとしています。

今回、60歳以上の方が住んでいましたが、入居条件を「60際以上に限定」していなかったという判断です。

 

また、札幌市は入居者が長期滞在していることから、生活困窮者を一時的に受け入れる社会福祉法上の「無料低額宿泊所」にも当たらないとしています。

 

「有料老人ホーム」に該当しないグレーゾーン

 

今回の「そしあるハイム」の11人が亡くなった火事では、札幌市は当初「一人でも60歳以上の入居者がいて、食事等の提供を受けていた場合」は「有料老人ホーム」に該当するといっていました。

 

 

北海道のHPをみると

 

有料老人ホームの定義

 有料老人ホームは、老人福祉法において、次のように規定されています。

 

『老人を入居させ、入浴、排せつ若しくは食事の介護、食事の提供又はその他の日常生活上必要な便宜の供与をする事業を行う施設であつて、老人福祉施設、認知症対応型老人共同生活援助事業を行う住居等でないものをいう。(老人福祉法第29条第1項)』

 

高齢者を対象とした住宅に食事などのサービス機能が付いたようなものと考えていただくと分かりやすいかもしれません。次のようなものは、食事等のサービスが提供されていても、有料老人ホームには該当しません。

○ 分譲方式により居室の所有権を取得するもの

 

出典:北海道HP

 

と書いていあります。

入居条件が「60歳以上限定」とは書いていません。

逆にいえばそうともとれるので、「グレー」ですね。

 

「有料老人ホーム」に認定できない苦しい背景

 

この生活困窮者向け共同住宅の「有料老人ホーム」の認定は、札幌市だけではなく日本全体の問題です。

 

もし、該当するすべてを「有料老人ホーム」に認定すると、スプリンクラーの設置だけで500万円はかかります。

 

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資金ギリギリで運営している、この「生活困窮者向け共同住宅」に防火施設や他の規約を課せば運営自体できなくなります。

 

おそらく、私見ですがこれは札幌市単独の判断ではなく、国も絡んでの判断だと思われます。

 

また今回の札幌市や他の自治体の対応にしても、各担当部署でバラバラで、今まで現状を踏まえて「黙認」してきたのは否定できないところでしょう。

 

それに「そしあるハイム」自体は、善意で運営している団体で、いわゆる「貧困ビジネス」とは違うようです。

 

今回の災害を教訓にして、少しでも実効性のある法律に変えることの方が大事だと私は思います。