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要点をざっくり
- 北海道新聞社の倶知安支局長が9日夜、後志の倶知安町で飲酒運転で交通事故を起こし、警察から事情を聴かれていることがわかりました。
- 道交法違反の酒気帯び運転や酒酔い運転の疑いで事情を聴かれたのは、北海道新聞社倶知安支局の平田博治支局長(56)です。
- 警察が呼気検査をしたところ、酒気帯び運転の基準値(呼気1リットル当たり0・15ミリグラム)を超えるアルコールが検出されました。
北海道新聞社の倶知安支局長が飲酒運転
北海道新聞社の倶知安支局長が9日夜、後志の倶知安町で飲酒運転で交通事故を起こし、警察から事情を聴かれていることがわかりました。
道交法違反の酒気帯び運転や酒酔い運転の疑いで事情を聴かれたのは、北海道新聞社倶知安支局の平田博治(ひらたひろじ)支局長(56)です。
参照:NHKニュース
北海道新聞社は「関係者におわびする」としています。
9日夜、倶知安町北4条西1丁目で、交通規制のために路上に設けた柵に乗用車が突っ込みました。
参照:NHKニュース
倶知安署によると、平田支局長は9日夜に乗用車を運転中、同町北4西1の町道で、路上に設置されていた標識にぶつかって停止。
同日午後10時50分ごろ、パトカーで通りかかった同署員が事故に気付き、呼気検査をしたところ、酒気帯び運転の基準値(呼気1リットル当たり0・15ミリグラム)を超えるアルコールが検出されました。
睡眠薬にアルコールを飲んでコンビニに
北海道新聞社によりますと、この支局長は自宅でワインやビールを飲んだほか、睡眠薬を服用した後、近くのコンビニエンスストアに行く途中だったと説明しているということです。
北海道新聞社は10日、編集局付に異動させました。
北海道新聞社の田辺靖取締役編集局長は
『社として「ストップ飲酒運転」キャンペーンを行っている中、責任ある立場の者がこのような容疑で事情聴取されたことを重く受け止め、関係者のみなさまにおわび申し上げます。捜査の進展をみながら、厳正に対処します。』
と語っています。
平田支局長は病気?
この睡眠薬とアルコールの同時摂取は、禁忌になっているのは睡眠薬を処方されたことがある方なら誰もが知っています。
理由としては、重大な副作用が起こるからです。
睡眠薬の最も重要な副作用はアルコールのような鎮静作用のある物質と同時に飲んだ場合に起こります。たとえばお薬が効きすぎたり、普段からは考えられないような抑制がとれた言動やあるいは呼吸抑制といったことすら起こる危険性があります。
又、アルコールの併用で服薬直後、夜間覚醒時、覚醒後一定時間の出来事を覚えていないといった健忘症状が現れることもあります
宮崎県薬剤師会HPより引用
アルコールと睡眠薬を同時に服用している方は、極度の不眠症かうつ病の場合が多いようです。
アルコールと睡眠薬を飲んで、車を運転するというのは非常識にもほどがあります。
事故現場から倶知安支局は約1キロしかありませんから、事故時にはほとんど意識がなかったのかもしれません。
普通の人なら睡眠薬とアルコールの同時摂取をすると、歩くことすらままならない状態なので、この睡眠薬の飲み方をいつもやっていた可能性があります。
平田支局長の仕事
平田支局長は、町の催し物に北海道新聞を代表して参加しています。
また、この付近の取材等もやっていたようです。
(株)北海道新聞社倶知安支局
参照:NHKニュース
住所:北海道虻田郡倶知安町北4条東3−1−10
11月3日に開かれる、町のイベントにも審査員として参加予定でした。
参照:倶知安町
若い頃は、海外の支局にもいたようです。
参照:北海道新聞
平成30年5月12日の朝刊には、ニセコの医療マップを英語で書いた小樽商科大学の学生の記事を書いています。
参照:北海道新聞
これ以外にも北海道新聞で多数記事を書いており、 これらの過去の仕事も飲酒運転でかき消えました。
新聞記者という仕事柄、極度の不眠症だったのか、病気なのかは不明ですが「飲酒運転は全てを失くす」ということが、北海道新聞でもさらに共有できたとは思います。