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損保とBMの取引が終焉
ビッグモーター(BM)と保険業界との長きにわたるパートナーシップが、保険金の不正請求問題によって、終焉を迎える。
三井住友海上火災保険が23日、BMとの保険代理店委託契約の解約を発表したことで、損保大手4社と中堅3社が、同社との契約を解消することが確定した。
これは、業界全体でBMとのビジネス関係を再評価する動きの一環と言えるだろう。
BMはこれからどうする
この契約解消の背後には、BMの保険金の不正請求問題が影響している。
三井住友海上は、不正請求の独自調査と顧客対応の策定が進んだことから、契約の解消を決断したとされる。
BMにとっては、損保大手との契約解消はビジネスへの大打撃であり、今後の方針に注目が集まる。
BMともっとも関係が強かった損保ジャパンも、他社の契約解除を受けて解約へと動く。
これにより、BMで車を購入した顧客は、自らの手で自動車保険に加入する手続きを行う必要が出てくる。
この変化は、消費者にとっても新たな対応が求められる事態となり、業界全体の注目を集めている。
何も変わらない損保業界
悪しき習慣のもと保険金の支払い業務を進めきた損保業界。
いまだにBMに刑事告訴もしていない。
すでにここから横並びである。
交通事故の話をしていても、いままでの事故の査定とほとんど変わらない損保ジャパン。
彼らが今目指しているのはこの事件の落としどころのように感じる。