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新型コロナに便乗して、マスク等の「送りつけ詐欺」が急増しています。
深川市の高齢夫婦に送り主不明の「マスク紐」が届き、ニュースになる大騒ぎになりましたが・・・。
4月26日に「マスク紐」と書かれた郵便物が届く
北海道深川市で4月26日、高齢者夫婦の自宅にマスク紐と書かれた見知らぬ郵便物が届いた事件。
警察ではいわゆる「送り付け商法」とみて注意を呼び掛けていました。
送り主は「大阪府ブライバシー発送」
深川市の高齢者夫婦の自宅に届いたのは、「マスクゴム紐・丸タイプ×1個」と書かれた縦21センチ×幅24センチの封筒でした。
送り主は「大阪府プライバシー発送」。
高齢夫婦は身に覚えがなく、中を開けずに警察に通報しました。
「プライバシー発送」とは
この「プライバシー発送」。
メルカリで匿名希望の場合に使われることがあります。
70代の夫婦がメルカリで購入したわけもなく、怪しいということで警察も関わる事態に。
送り主はまさかの「親戚」
夫婦の親戚から、27日夜に、インターネットのニュースで「不審なマスク紐」の報道を見た「事件みたいな扱いになっている。私だと思うんだけど…」と連絡がありました。
この送られてきた「マスク紐」。
夫婦の親戚が、メルカリで購入した「マスク紐」を手作りマスク用に深川の親戚に送ったものと思われます。
道内でも「送りつけ詐欺」が急増
いま、新型コロナに便乗してマスクの送りつけ詐欺が道内でも急増しています。
そんな時に、「プライバシー発送」などと書かれた郵便物が届けば大騒ぎになります。
警察では「注文したら連絡するなど日頃から親族間での声掛けとともに、不審なものが届いたら、受け取らずにまずは警察に相談してほしい」と話しています。