【龍角散】セクハラしたとされる社長が姉にパワハラも・新潮

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龍角散の社長が姉も左遷していた

 

社長のセクハラを調べただけで解雇された――。

 

 

そう厚生労働記者クラブで会見したのは、龍角散の元法務部長の女性(52)でした。

これがほんとうであれば、セクハラ社長のワンマン人事ですが、さらにその女性の姉までもが左遷されていたと新潮が報じています。

ことの発端は、昨年12月の同社の忘年会。15人ほどが参加したその席で、藤井隆太社長(59)が、40代の女性従業員に抱きつくなどのセクハラを行ったということからはじまりました。

元総務部長をクビに



元法務部長はこの社長のセクハラ問題を相談され、すぐに女性従業員にヒアリングを行ったとのことです。

しかし、藤井社長は同じ月の17日に『セクハラを捏造している』と激怒し元部長に自宅待機を命令し、今年の3月28日付で解雇としました。

 

元部長は地位の確認と解雇後に支払われるはずだった賃金などの支払いを求めて龍角散に対して訴訟。

龍角散側では、そのような事実がなくこの元総務部長の仕事の関係のミスのための解雇であると主張しています。

執行役員の姉も左遷

 

この騒動のもう一人の「被害者」が、元法務部長の姉で同社の執行役員、福居篤子氏(54)であると新潮が報じています。
実は藤井社長がセクハラをはたらいた現場に居合わせたのがこの篤子氏で、法務部長だった妹に相談、セクハラが発覚したのだということです。

 

そのため姉も社長から糾弾され、本社から千葉にある工場へ左遷。

「パソコンを与えられず、席に座っているだけ」という状況に置かれているということです。

このやり方は典型的なパワハラですが、今時はあまり聞かなくなりました。

姉は会社立て直しの功労者

 

姉の篤子氏は、龍角散のヒット商品『おくすり飲めたね』の立役者でもあり、藤井社長が社長就任当時、経営不振にあえいでいた龍角散を救った女性として、度々メディアにも登場しておりその功績で執行役員までなったのでしょう。

労働問題は非常に難しい裁判です。

龍角散側でも徹底抗戦の構えなので、勝つのは厳しいでしょう。

パワハラ問題で会社を訴えても、すでに別の罪状が会社では作られおり裁判でもしなければパワハラを会社も認めません。

 

今回のセクハラとパワハラがほんとうであれば、創業者一族とはいえ藤井社長の交代もあり得ます。

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