モデルナ製とファイザー製 のどちらがデルタ株に効果的?その疑問に答えます

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

モデルナ製とファイザー製どっちがデルタ株に効果があるの

 

コロナ感染の第4波と第5波の違いは、アルファ株だったかデルタ株かということ。

 

それであれば、モデルナ製とファイザー製 のワクチンのどちらがデルタ株に効果があるかが知りたいところです。

 

UHB放送でその解説をしています。

 

デルタ株にはモデルナ製の方が効果あり

 

ワクチンのデルタ株への効果について、アメリカの研究機関が公表した研究結果によると、発症予防効果についてはモデルナ製が76%、ファイザー製が42%。重症化予防についてはモデルナ製が81%、ファイザー製が75%という数字になっています。

 

参照:UHBニュース

 

つまり、ファイザー製のワクチンを接種していても6割は発症するということになります。

 

いままで、モデルナ製は副作用が強く敬遠されがちでしたが、データ上は2倍デルタ株に強いということになります。

 

これはモデルナ製の方がファイザー製よりも抗体量が多く得られるからのようです。

 

参照:UHBニュース

 

しかし、重症化率はモデルナ製で81%、ファイザー製で75%とともに8割前後の数字になっているので、デルタ株でもコロナワクチンは重症化に予防効果があることが分かりました。

 

ワクチンを接種してもコロナには感染する

 

コロナワクチンを接種すれば感染しないと思いノーマスクで出歩いている人が多くなっていますが、ワクチン接種で感染しないということではありません。

 

 

インフルエンザと同様に感染しても重症化しにくいというだけです。

 

それも副作用のリスクを恐れてファイザー製を選んだ人たちは(私も)、発症リスクは50%以上あるのです。

 

そこをきちんと把握して行動しないのでいまの第5派の感染爆発が起きているのだと思います。

 

新型コロナワクチンの2回目接種でモデルナ製が約8割の副反応。ファイザー製の2倍。若い人ほど副反応が出やすいは本当?