柴犬「ポン太」に11年間にわたる虐待。1mの角材で殴り足で蹴る。「自分は虐待だとは思っていない。犬を鍛えるため。昔の体育会系の人間だから」と虐待を否定

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柴犬を角材で殴る飼い主

 

1匹の柴犬を11年間角材で殴り続けたか飼い主からNPO団体が保護しました。

 

飼い主は「虐待とは思わない。懲らしめただけ」と虐待を認めていません。

 

参照:FNNプライムオンライン

 

カメラが捉えたのは、飼い主により繰り返された虐待の様子。

さらに、飼い主が手にしたのは長さ1メートル以上はあろうかという角材。
そして、角材で柴犬をたたいた。

映像で確認できただけで、角材での虐待は17回。


この直後、飼い主は何食わぬ顔で散歩をしていた。

この映像は、神奈川・伊勢原市で2020年8月に撮影されたもの。

飼い犬への虐待は、その後も続いていた。

2020年11月の映像でも、飼い主が手にしていたのはあの角材だった。

虐待の様子を撮影したのは近所に住む男性。

最初に虐待を目撃したのは11年前。
飼い主が犬を飼い始めた直後だったという。

近所に住む男性「リードを持ったまま、(犬を)投げつけたんですよ。それがテラスの柱にバーンって当たって、ひどいことするなって思ったのが一番最初ですね」

なぜ11年もの間、虐待行為を繰り返していたのか。

「FNN Live News イット!」は飼い主に直接、話を聞いた。

柴犬の飼い主「虐待じゃなくて、犬がやっぱりほえるからね。となり近所に迷惑かけるから、懲らしめるためっていうかね…」

飼い主は、犬の鳴き声が近隣の迷惑になることへの“お仕置き”としてたたいたため、「虐待ではない」と主張した。

柴犬の飼い主「(ちょっとやり過ぎたと思う?)そりゃあ人から見ればね、そういう方もいるでしょうよ。やり過ぎたことは確かにやり過ぎたかもしれないけど、わたしはそうは思わない。わたしは古い人間だから、そういう鍛えられながらね、運動系で鍛えられながらここまで来たんでね。やっぱり鍛えるって言うか、悪いことしたら、そういう(お仕置き)…」

あの虐待を受けていた柴犬の11日の様子。

虐待を撮影した男性が動物愛護団体に相談したことで、2020年12月24日に保護された。

柴犬は「ポン太」と名付けられた。

愛護団体は検査などが終わり次第、新たな飼い主を募集していくとしている。

おーあみ避難所からポン太くんを預かる門倉さん「人は怖がらないですね。人懐っこくてそこがせめてもの救い。今後、警察とかいろんな調査があるので、全て終わった段階で里親さんを探すと思う」

FNNプライムオンライン

 

ポン太が元気なのでまだよかったです。

 

何度も角材で叩き「虐待ではない」と語る飼い主

 

この飼い主の男性は、庭の奥から角材を持ってきてはポン太を殴ります。

 

時には、ビールを飲んで酔っ払いながら叩きます。

 

また、蹴る時もあります。

 

八つ当たり、虐待としか見えません。

 

 

 

参照:FNNプライムオンライン

 

体育会系でそう育ってきたという飼い主

 

飼い主はFNNのインタビューに対して、虐待を否定しています。

 

参照:FNNプライムオンライン

 

「そりゃあ人から見ればね、そういう方もいるでしょうよ。やり過ぎたことは確かにやり過ぎたかもしれないけど、わたしはそうは思わない。わたしは古い人間だから、そういう鍛えられながらね、運動系で鍛えられながらここまで来たんでね。やっぱり鍛えるって言うか、悪いことしたら、そういう(お仕置き)」

 

この飼い主は70代くらいに見えますが、本当に鍛えるために角材で殴ったり蹴られたりしたのでしょうか。

 

いくら昔の体育会系でも、たまにはそういうこともあったと思いますが10年以上も殴られ蹴られはしなかったと思います。

 

もともと、残虐な人間なのでしょう。

 

参照:FNNプライムオンライン

 

保護されて笑顔になった「ポン太」が元気に余生を過ごすことを切に願います。