札幌市ではコロナ患者の「命の選別」が始まる。コロナ病床の96%が埋まり旭川赤十字病院に搬送される患者も #医療現場 は #修羅場 の様相

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コロナで医療崩壊寸前の札幌

 

日テレニュース24で札幌市のコロナによる医療崩壊について報道されています。

 

札幌市で中等症のコロナ患者を受け入れている手稲渓仁会病院。

 

先月から新たに20床増やし対応にあたっているとのことですが、重症患者も受け入れざるをえなくなっています。

 

 

さらには、埼玉県でも「コロナ用重症ICUは全て埋まりました。 現場は修羅場の始まりです」 #コロナ治療 をずっと続けている #埼玉医科大学総合医療センター#岡秀昭 教授のツイートが反響を呼んでいます。

 

札幌市ではコロナ病床の96%が埋まる

 

現在、札幌市ではコロナ病床の96%が埋まっています。

 

そのため、手稲渓仁会病院でもコロナの患者を受け入れることに。

 

ほとんどが、変異ウイルスともいわれ感染力も非常に強くなっています。

 

 

札幌市の別の病院に勤める看護師は、 「命の選別が始まっている。入院した高齢者の家族には、重症化しても対応できないと説明することもある」とまで語っています。

 

旭川赤十字病院に運ばれた患者も

 

札幌市から100キロ以上離れた旭川赤十字病院にも、札幌のホテルで療養していた患者が、急に容体が悪化して13日に運ばれてきたということです。

 

さらに、先月まではほぼ毎日一桁だった患者が、ゴールデンウイークを過ぎて急増しているといいます。

 

旭川市でも急増しているコロナ患者。

 

札幌市の患者を受け入れている余裕はなくなりそうです。

 

原因はやはりGWの人のながれ

 

この状況を道はなぜ大々的に知らせなかったのでしょうか。

 

せめてGW前に緊急事態宣言をだして、5日に行われた「北海道・札幌マラソンフェスティバル2021」を中止していればこんなことにはならなかったと思います。

 

 

マラソンでは、沿道での応援の自粛も呼びかけられましたが、実際には多くの観客が集まる場面も見られています。

 

また、観光客も大勢道内に入ってきており、ススキノや街中は人であふれ返っていました。

 

これではまたコロナが蔓延するなと思っていたら案の定でした。

 

すでに打つ手なしの現状

 

5月13日には、過去最多の499人の感染者が出た札幌市。

 

緊急事態宣言がやっとでましたが、人出が減っているようにも見えません。

 

東京に本社があるような大企業ならまだしも、地場の企業はテレワークなど不可能です。

 

私の知っている範囲でも、数人コロナの感染者がでていますが、会社名など隠しているようです。

 

医療従事者や高齢者へのワクチン接種も遅れ気味。

 

我々の年代のワクチン接種は秋ごろともいわれています。

 

いまのところ、札幌市のコロナ感染は打つ手なしという状況です。