札幌の足なめタクシー会社が公表されない理由と危険性。

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

足なめ事件のタクシー会社、なぜ公表されないのか

 

札幌市で起きた「足なめタクシー事件」。運転手の犯行はタクシー車内のドラレコにしっかりと映っていたにも関わらず、会社側は警察に通報せず、本人を辞めさせて終わらせたとみられています。

犯行が業務中に起き、証拠も明確であれば、会社には管理責任があります。それなのに事件を隠し、加害者だけを退職させて責任を回避するやり方は極めて不誠実です。

多くのタクシー会社では、暴行やわいせつ行為があっても「自主退職」で終わらせ、社外に知られないようにする例があります。これが常態化すれば、同様の犯罪が繰り返される恐れもあるでしょう。

安心してタクシーを利用するためにも、今回のタクシー会社名を公表し、再発防止策を示すべきです。社会的責任を果たす姿勢こそ、信頼回復の第一歩です。

 

北海道・札幌白石警察署は2025年7月18日、札幌市豊平区に住む自称無職の男(33)をタクシー車内で女性客の足をなめるわいせつな行為をした不同意わいせつの疑いで逮捕しました。

警察によりますと男は、2025年7月5日午前3時50分すぎから午前4時10分前までの間に札幌市白石区から厚別区を走行していたタクシーの中で女性の足をなめたということです。

男は当時タクシーを運転していて、車内中央部の仕切りの下から手を伸ばし、後部座席に座っていた札幌市厚別区に住む20歳代女性の足をつかみ、靴を脱がせて、足をなめたということです。

被害女性がおよそ1時間後の午前5時すぎに「タクシー運転手に足をなめられた」と通報し、事件が発覚。警察がドライブレコーダーなどの捜査から男を割り出し逮捕しました。

女性が飲酒していたという情報はなく、けがもありません。男は犯行に際し凶器などは使っていないということです。

男は調べに対し「間違いありません」と容疑を認めていて、警察では動機や余罪などについても捜査を進めています。

引用:STVニュース