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北海道銀行の元行員が電子マネー詐欺
北海道銀行の元行員・札幌市手稲区の安藤修一容疑者(55)がカードローンの契約者に景品として贈呈していたデジタルギフト、3万6000円相当を不法に得たとして逮捕されました。
警察の調べによりますと、安藤容疑者は去年6月に銀行がカードローンの契約者に贈呈していたデジタルギフトの情報を不正に入手し、管理する事業者からあわせて3万6000円相当のギフトを不法に得たとして電子計算機使用詐欺の疑いがもたれています。
調べに対し、元行員は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
実はアコムからの出向者
安藤容疑者は去年8月までの2年あまりの間、消費者金融大手アコムから出向し、「ラピッド支店」でカードローンの契約業務などにあたり、デジタルギフトの情報を把握する立場だったということです。
警察は、不正入手したデジタルギフト情報は500件以上、被害はおよそ50万円にのぼるとみて余罪を捜査しています。
昨年8月に不審に思った電子ギフト発行業者からの連絡で不正が発覚。
アコムは今年7月10日付で懲戒解雇処分になっています。
55歳で北海道銀行なら退職金がすごいだろうと思いましたが、アコムであれば退職金もあまり出ないかもしれません。
出向というのも受ける方は考えものです。