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要点をざっくり
- 北海道新聞が、アレフを脱退した札幌の女性の勧誘実態の証言を記事にしています。
- この女性はヨガ教室に誘われました。
- 後になって、その団体がアレフであったことを知ったとのことです
半年間、居心地のよかったヨガ教室
アレフから脱会した道内の20代女性は「半年間、ヨガ教室に通ううちに心のすきに入り込まれてしまった」と証言しています。
「ヨガに興味ありませんか」。
女性は札幌市中央区の大通公園で男児を連れた30代くらいの女性に声をかけられたそうです。穏やかな口調に気を許し、女性は「仕事が忙しく、休みは一日中寝てしまってやる気が出ない」と打ち明けました。
後日、待ち合わせ場所の喫茶店で説明を受け、「ヨガ教室」への参加を決められたそうです。
私は、この子供を宗教の勧誘に使うことには猛烈に反対します。
子供は何も分からずに、勧誘の手伝いをして、施設では「真理かるた」「真理すごろく」とかの遊びをさせれられます。
何も分からない子供は、母親の言う通りにするしかありません。
児童虐待といっても過言ではありません。
「お楽しみ会 」で初めてアレフと知った
月1~2回のペースで半年ほど通ったころ、アンケート用紙を渡されたとのこと。
アンケートの内容は、「ヨガをやっていることが親や職場、恋人にばれたらどうしますか」「(指導者を意味する)グルが犯罪者だったらどうしますか」というものでした。
女性は、回答した翌日、「道場でお楽しみ会がある」と男性信者に誘われ、札幌市豊平区の建物に向かいました。
この建物は、札幌で一番目に作られたアレフの施設で、普通の一軒家です。
中の道場で教団元代表の松本智津夫死刑囚(教祖名・麻原彰晃)が登場するDVDを数時間にわたって見せられ、「悪い人ではない」と説明を受けたそうです。
この後、別室で「実はアレフです」と告げられ、入会を勧められたとのことです。
その建物が教団の「札幌施設」だったことは後から知ったそうで、「小学生だった頃にオウム真理教が地下鉄サリン事件を起こし、アレフに改称したことは知っていた。」とこの女性は、北海道新聞に語っています。
ただ、20代だと地下鉄サリン事件やオウム真理教について、ほとんど覚えていないでしょう。
忘れてはいけないオウム真理教
オウム三大事件
1989年11月4日 坂本弁護士一家殺害事件
教団と対立する弁護士とその家族を殺害した。
1994年6月27日 松本サリン事件
教団松本支部立ち退きを求める訴訟を担当する判事の殺害を目的として、サリンを散布し計7人の死者と数百人の負傷者を出した。
1995年3月20日 地下鉄サリン事件
教団への捜査の攪乱と首都圏の混乱を目的に、5両の地下鉄車両にサリンを散布して、計12人の死者と数千人の負傷者を出した。
地下鉄サリン事件(オウム真理教)
— 日本に関係するテロbot (@Terror_in_Japan) 2015年11月14日
営団地下鉄(当時)の3路線5両にて神経ガスの一種であり化学兵器でもあるサリンが散布され6000人以上の死傷者を出した事件。東消庁の化学機動中隊や陸自第101化学防護隊などが測定及び除染を行った。 pic.twitter.com/r9yb16xRye
21年前の今日、オウム真理教による地下鉄サリン事件発生。千代田線霞ヶ関駅では、サリンの袋を片付けた高橋一正助役と菱沼恒夫助役の2人が死亡。この速やかな行為がなければ、この線でも乗客に犠牲者が出ていたかもしれない。 pic.twitter.com/D7rA9D9VZJ
— Shoko Egawa (@amneris84) 2016年3月20日
本当にひどい事件です。
我々は、オウム真理教の行為に対し、多くの被害者がいることを忘れてはなりません。