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新型コロナで営業自粛を求められているパチンコ店で暴行事件が起きました。
自粛要請にもかかわらず、札幌市ではほとんどのパチンコ店が営業しています。
パチンコ店の従業員に男が暴行
パチンコ店の従業員に頭突きをする暴行を加えたとして、33歳の会社員の男が逮捕されるという事件が発生ました。
暴行の現行犯で逮捕された札幌市白石区の33歳の会社員の男は、4月23日午後4時ごろ、札幌市豊平区西岡のパチンコ店で20代の従業員の男性の顔に頭突きする暴行を加えました。
警察によりますと男は、パチンコで数万円負けた腹いせに、出玉を入れる箱をゴミ箱に捨てたところを従業員男性に注意され、頭突きしたということです。
調べに対し男は「カッとなってやってしまった」と、容疑を認めています。
UHBニュースから引用
北海道内では、新型コロナウイルス感染拡大を防止する緊急事態措置により、パチンコ店を含め5月6日まで営業自粛要請が出ている最中です。
このパチンコ店はどこ
豊平区ではマルハン以外のパチンコ店はほぼ営業しています。
そのうち西岡にあるパチンコ店は
・MEGA M’S 1121 西岡店
・クラブジェイ西岡店
になります。
このどちらかの店だと思われます。
札幌では多数のパチンコ店が今日も朝9時から営業しているようです。
大阪府では休業要請に応じないパチンコ店を公表
北海道では、鈴木知事が20日から来月6日まで道内全域のパチンコ店やバー、カラオケボックス、などに法律に基づいた休業要請を行っています。
それでも多くのパチンコ店は営業を続けています。
大阪府では24日、営業自粛の要請に応じていない6つのパチンコ店の名前を公表しており、28日には東京都も名前を公表するとしています。
パチンコ店が悪いのかパチンコにいく方が悪いのか
今回のパチンコ店の従業員への暴行は従業員にとってみればとんだ災難です。
暴行を行った33歳の会社員の男もパチンコに負けた腹いせに頭突きをしていますから、コロナとは無関係です。
この背景にあるのは、パチンコ店はクラスターが発生しやすいので営業自粛を求められていますが、オーナーが休業に応じていないという現実です。
オーナーが休業に踏み切らなければ、家でじっとしていられない道民の一部がパチンコ店に集まってしまいます。
道もゴールデンウイーク前に営業しているパチンコ店の名前を公表すべきかと思います。