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札幌市の男性が1億900万円の詐欺被害
札幌市西区の50代男性が10月14日~12月10日に架空請求で計約1億900万円をだまし取られました。
北海道警札幌西署は11日、札幌市西区の50代男性が10月14日~12月10日に架空請求で計約1億900万円をだまし取られたと発表した。 同署によると、10月14日、男性の携帯電話に実在する金融会社をかたって「利用料の確認が取れない」との趣旨のショートメールが届き、記載されていた番号に電話したところ、実在する債権回収業者を名乗る男性から「アダルトサイトの未納料金がある」と言われ、100万円を指定された口座に振り込んだ。 その後も、実在する団体や警察を名乗る別の男らから、保険料や口座振替などを名目として支払いを要求され、応じ続けた。神奈川県警の刑事を名乗る者からは「口座が不正に利用されている」などとして、男性と母親の口座から計約8300万円を指定された口座に移した。架空請求への支払いは70回以上にわたり、被害額は計約1億900万円に上るという。口座から預金を移した後、相手と連絡が取れなくなり、ようやく不審に思い、男性が今月11日、同署に相談して発覚した。
毎日新聞から引用
札幌市で50代で1億円も持っている人がいること自体に驚いています。
詐欺の手口
10月14日、男性の携帯電話に「利用料金の確認が取れない」「NTTファイナンスまでご連絡ください」などと書かれたメールが届きました。
男性が記載された連絡先に電話すると、債権回収業者を名乗る男らから、インターネットサイトの利用料名目で支払いを要求され、指定された銀行口座に100万円を振り込み、その後も「口座の不正利用を防ぐために預金を移して」と言われ、口座にあった預金全額を振り込むなど、12月10日までに70回以上にわたり現金をだまし取りました。
警察官を名乗る男性からも電話がありました。
昔からある手口ですが、やはり詐欺師にとっては鉄板なのでしょう。
なぜ警察に電話しなかったのか
特殊詐欺グループは人を信じさせるのが商売。
偽の警察官からも電話があったので警察にも相談しなかったのでしょう。
詐欺られた約1億円のお金はおそらく戻らないと思います。
スマホに見知らぬメールが届いたら、まずは疑ってみることですね。