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要点をざっくり
- 12日夜、女性の部屋に侵入しようとした疑いで26歳の消防士の男が逮捕されました。
- 逮捕されたのは、東消防署の消防士・森谷尋樹容疑者(26)です。
- 森谷容疑者は「のぞき目的だった」と話していて、容疑を認めています。
札幌市東消防署の副隊長逮捕
札幌・白石署は13日、住居侵入未遂の疑いで札幌市白石区、札幌市消防局東消防署の消防士長、森谷尋樹(もりやひろき)容疑者(26)を逮捕しました。
「室内をのぞこうとした」との趣旨の供述をしています。
逮捕容疑は12日午後10時すぎ、20代の女性が住む同区の4階建て共同住宅2階の部屋に、窓から侵入しようとしたとしています。
隣の屋根からベランダに移る
白石署によると、隣の建物の屋根から寝室のベランダに移ったとみられています。
ここはさすがに消防士だけあって、すごい身体能力ですね。
この身体能力は、消火活動や救命のために培ったもので、のぞきのために鍛えたものではないはずですが。
窓のカーテンが揺れているのを不審に思った女性が外を確認し、逃走する男を見て110番通報。
署員が近くにいた森谷容疑者を見つけました。
警察によりますと、森谷容疑者は「のぞきがしたかった」と話していて、容疑を認めているということです。
何か時代劇の泥棒を見ているような、すごい身体能力を持っています。
重ね重ね、この力を「のぞき」に使ったのがとても残念です。
女性は、容疑者と面識がないと話しているということです。
森谷容姿者は、東消防署で「副隊長」という立場で働いていました。
事件当日は、休みを取っていたということです。
札幌市消防局職員が賭けマージャンで「34人厳重注意」
札幌市消防局では、昨日記事にしましたが、11日には保険金詐欺の疑いで消防士長が逮捕されています。
また、別に賭け麻雀でも34人の職員が「厳重注意処分」を受けています。
札幌市消防局の職員計34人が、2013年10月~今年2月、勤務時間外に賭けマージャンをしていたことが6月11日、分かりました。
対象の34人は20~40代の男性職員。
4月に匿名の通報があり、市消防局の内部調査で発覚したとのことです。
多い職員で約50回参加し、1回で数百~数千円を賭けていました。
市消防局は同日、全員を「厳重注意処分」としました。
市消防局は聞き取り調査で事実を確認しましたが、賭け額や場所などの記録が残っておらず、賭博罪の立証は難しいとみて刑事告発はしない方針です。
34人はいずれも事実を認め、全員が再発防止の「誓約書」を提出するということです。
万年清隆局長が「法令順守が求められる公務員として許されず、誠に遺憾。服務規律の確保を徹底する」と話した矢先の今回の事件です。
札幌市消防局東消防署とは
住所:札幌市東区北24条東17丁目
参照:札幌市HP
札幌市東区を管轄する消防署です。
白石区から東区までは、地下鉄なら大通駅で乗り換えなければならないので、かなり不便です。
もしかすると、親と同居しているのかもしれません。
東消防署に電話しました
私も森谷容疑者と同じ札幌市白石区に住んでおり、保険金詐欺の犯人も白石区に住んでいます。
東消防署に電話しましたが、私は白石区に住んでいて、非常に迷惑しているし、今後も同じようなことがあると困ることを担当の方に伝えましたが、担当の方は「わからない」「こたえられない」の一点張りでした。
また、「今後このようなことのないように努める」と言っており、何かあれば警察に電話するようにとのことでした。
実際、森谷容疑者は警察に拘束されているようであり、札幌市消防局では、まだ事態を把握しきれていないようです。
でも、この3件連続して起きた事件は、氷山の一角のような気がします。
また、女性の住居に侵入して「のぞき」だけというのもどうでしょうか。
それ以上の行為を、森谷容疑者がしようとしていた可能性は否定できません。
余罪も含めて、警察は捜査を続けています。
本日も、万年清隆局長が「再発防止に務める」と謝罪会見を開いていました。
毎日のように、頭を何秒も下げるのも大変でしょうが、かなり慣れてきた様子でした。