UFOキャッチャーで「景品は絶対とれるはずだ」と豪語した店員が警察官の前で350回プレーしても景品とれず。Twitterが話題に。秋葉原の「SEGA焼き」のゲーム店か

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クレーンゲームで景品がとれないツイートが拡散

 

ゲームセンターでUFOキャッチャーをやる店員とそれをジーと見つめる警察官のツイートが話題を集めています。

 

 

 

警察官の前でプレーしている店員さんも冷や汗ものです。

 

350回プレーしてもとれない景品

 

この写真の投稿は、このクレーンゲームに挑戦した20代の男性。  

 

男性によれば、2020年10月8日に東京都内の秋葉原にあるセガのゲームセンターを訪れ、クレーンゲームをしたところ、何度やっても一向に景品が取れないので店の責任者を呼んで50回以上プレーをしてもらったとのこと。

 

しかし、50回やった店員も景品がとれず、立会人がいると思い警察に通報。

 

なんと駆け付けた警察官2人の立ち合いの元、店員がふたたびクレーンゲームをやってもとれず、結局、350回やってついに断念し、景品の位置を取りやすい位置にずらしてようやく景品をとることができたというものです。

 

警察は特段の対応はせず

 

今回、ゲームセンターにきた警察官は、民事不介入の原則を理由に特段の対応はしなかったということです。

 

2018年にクレーン型ゲームを景品が取れないように設定し、客から料金をだまし取ったとして詐欺罪でゲームセンター運営会社「アミューズメントトラスト」社長大平剛史被告(33)ら4人が大阪地裁から有罪の判決を受けています。

 

 

これは、大平被告らが、大阪・ミナミの2店舗でクレーン型ゲームの景品の取り方を実演した後、取れないように設定を変えてから「あとは気力です」「今やめるともったいない」などと客をあおり、8人から計約123万円をだまし取ったというものです。

 

この事件では「絶対にとれないクレーンゲーム」詐欺として警察も介入し起訴され有罪判決を受けていますが・・・。

 

セガ広報部では

 

景品がとれないクレーンゲームはたびたび話題にのぼっており、セガの広報部に確認したところ

 

「クレーンゲーム全般はそうですが、お客様の力量や運がどうしてもあり、それを楽しんでいただけるためのゲームなので、お金を入れたら必ず景品が出てくるわけではない状況で遊んでいただいております。もちろん、店員も常にお客様の状況を把握させていただいているので、あまりにもおかしいと思えばお声がけさせていただいて、少しアシストさせていただくのが弊社の基本的なオペレーションになります」

 

との回答があったとのこと。

 

しかし、350回もやって店員ですら景品がとれないのでは、「力量や運」ではないと思いますが。

 

回収台では景品は頑張ってもとれない

 

このUFOキャッチャーをやった男性はいわゆる「転売ヤー」もやっており、人気の景品を狙ってゲームセンターのこのゲーム機を使ったので、店やゲーム機を変えることは考えなかったとのこと。

 

また、店員は「絶対とれるはずだ」と豪語したので、それが男性に火を付けることにつながったようです。

 

しかし、結局このゲーム機はいわゆる回収台だったようで、何回やってもとれない設定になっていたというのが結末です。

 

ゲーム機を店員がみるのに1時間〜2時間、警察が立ち会って1時間半、ゲームをやった回数300回以上となると、このゲーム機は「絶対にとれないクレーンゲーム」と言っていいのではないでしょうか。

 

このゲームセンターの場所

 

このゲームセンターの場所は、Twitterを投稿したオガトゥーンさんがインタビューを受けたYouTubeによれば秋葉原の某ゲームセンターでたい焼きも売っている店とのこと。

 

 

このセガの鯛焼き(SEGA焼き)を売っている店は、セガの〇〇焼き 秋葉原店ではないかと推測されます。

 

YouTubeでも店名は明かしていなかったので、あくまで推測です。

 

ただ、この事件以降設定が甘くなってクレーゲームで景品がとりやすくなっていると思うというコメントがあったので、クレーンゲームが好きな方は行ってみてもいいかと思います。