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終業式の朝に教頭が飲酒運転で出勤
25日朝、札幌市内で酒を飲んで車を運転したとして、市立中学校の57歳の男性教頭が酒気帯び運転の疑いで逮捕されました。
警察の調べに対し教頭は容疑を一部否認しているということです。
逮捕されたのは札幌市立新川西中学校の教頭、比留間賢司容疑者(57)です。
警察によりますと、比留間容疑者は25日午前6時前、札幌市西区八軒の道路で酒を飲んで車を運転したとして酒気帯び運転の疑いが持たれています。
基準値の2倍のアルコールが検出
比留間容疑者は25日朝、車で出勤する途中、西区八軒10西4の市道で信号待ちのタクシーに追突する事故を起こし、事故対応に当たった警察官が酒の臭いがしたため、比留間容疑者の呼気を調べたところ、基準値の2倍以上のアルコールが検知されました。
警察の調べに対し、比留間容疑者は、「昨晩午後9時まで、350ミリリットル入りの缶ビール1缶と、焼酎のロック2杯を飲んだ。」ことは認めていますが、「一晩寝たのでアルコールは抜けているはずだ」などと供述し、容疑を一部否認しているということです。
警察が詳しい経緯を調べています。
札幌市内の小中学校では25日が2学期の終業式で、比留間容疑者も式に参加する予定だったということです。
この事故で出席できなかったようなので、学校側も慌てたと思います。
しかし、これほど「飲酒運転撲滅」を掲げている北海道で、教頭が飲酒運転とは呆れてものも言えません。