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旭導会会長逮捕
虚偽の住民異動届を提出したなどとして、北海道警旭川中央署などは4日、電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で、指定暴力団山口組旭導会会長鈴木一彦(78)=北海道旭川市東4条=、同会組員松原朗(36)=同=両容疑者を逮捕しました。
鈴木一彦会長といえば、北海道では一番有名な暴力団組長です。
旭川市民では知らない人間はいないでしょう。
平成20年には6代目山口組の「関東ブロック長」になり、山口組NO2の最高幹部にもなりました。
現在でも、旭導会は山口組の「直参」で「舎弟」となっています。
道警が暴力団壊滅の動きか
2人の逮捕容疑は5月下旬、松原容疑者が旭川市に住んだまま、神戸市中央区のマンション1室に異動したとの住民異動届を同区役所に提出。
虚偽の住所が記載された乗用車の移転登録申請書を神戸運輸監理部兵庫陸運部に提出するなどした疑いです。
マンションと車は数年前から所有しており、神戸市の山口組総本部で行われる毎月の定例会の時に使っていたということです。
しかし、鈴木会長を逮捕するとは道警も思い切った決断をしました。
組員も300人くらいはまだいると思います。
次は誠友会の組長か?
最近では北海道で一番大きい暴力団は誠友会だと思われますが、ここの組員や傘下の組の組員がシノギを稼ぐために、色々な悪さをやって逮捕されています。
誠友会は何度も警察から家宅捜査を受けているわりには、組長や幹部が逮捕されていません。
鈴木会長が逮捕されたとなると、誠友会の組長あたりもそろそろ逮捕されるかもしれません。
我々道民から見ると、やはり北海道で一番有名な暴力団組長といえば、鈴木一彦会長です。
これが、本丸なのか別件逮捕なのかはまだ分かりませんが、鈴木会長を逮捕したということは、いよいよ暴力団壊滅に向けて道警が動き出したと思われます。