ネイルが命取り?医療現場の女性の「コロナ収まるまでネイルやめて」の切実な思いに反響。

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医療現場で働く女性がTwitterに『コロナが収まるまで、皆様にお願い』と投稿して拡散を希望しています。

誰もが新型コロナに感染する可能性や医療崩壊が懸念される中、とても大切なことなので、情報を発信したいと思います。

コロナが収まるまで、皆様にお願い

ネイルをしていると血液中の酸素濃度を測れないことも

BuzzFeed Newsがこのツイートをした看護師のココ♪さんを取材した内容によると

上の写真にうつるのは「パルスオキシメーター」という名前の医療器具です。

血液中の酸素濃度を測るもので、呼吸状態や血液の循環状態などを確認するために必要だといいます。

しかし、爪の色を見て測定するために、マニキュアやジェルネイルをしていると光が透過せず、測定ができないことがあるといいます。

医療者がそうしたものを剥がす作業に追われてしまうだけではなく、緊急時には、命に関わる事態につながってしまうということです。

ネイルは簡単に外せない

「昔はマニキュアしか無かったので、除光液で比較的簡単に落とすことができていました。救命救急センターには除光液が常備されていて、すぐにマニキュアを落としていたのです。

ところが、ネイルはそんなに簡単には外せないために、一分一秒を無駄にできない状況では、大きな問題になります」

最悪、マニキュアは除光液で取ることができるものの、ジェルネイルを素人が取るのは至難の技。

ヤスリでジェルを削って、除光液に浸したコットンを爪に置いて上からアルミホイルを巻いてしばらくを置いて……と時間がかかるのです。」

『引用:BuzzFeed News

ココさんの想い

ジェルネイルやマニキュアが医療の支障になったという実体験を元に投稿したというココさん。

新型コロナウイルスの感染拡大で、いつ病院を受けるかわからないいま、少しでも医療者の負担や感染リスク、なにより患者の危険を減らすために、呼びかけたといいます。

「最近はコロナの影響で医療現場も特に忙しく、人手も道具も足りない中、少しでも接触時間の減少と手間を省けたらと思い、声かけさせていただきました」

「夏場は特に両手両足されておられる方が多いです。

爪の色が見えなかったり、酸素が測れなかったりで、必要な処置が遅れる場合があります。体調悪いかなと思ったら、オフにしていただけると嬉しいです」

『引用:BuzzFeed News

今、もっとも大変な医療従事者の負担軽減と何よりも自分自身のために、外出自粛以外にも私たちに出来る事として考えたいと思いました。

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