元タクシー運転手の田中敏志(54)女性客への卑劣な暴行の手口。警視庁とタクシー会社の責任は?

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タクシー運転手が性的暴行

またしても、信頼を裏切る悪質な事件が発覚しました。

タクシー運転手だった田中敏志容疑者(54)は、2024年7月、乗客の20代女性に睡眠薬を飲ませ、女性の自宅に連れて行った上で性的暴行を加えた疑いで再逮捕されました。

田中容疑者は、女性の身分証から住所を特定していたと見られており、悪質かつ計画的な犯行だった可能性があります。

本人は「覚えていない」と容疑を否認していますが、警視庁は慎重に捜査を進めています。

さらに驚くべきは、田中容疑者がこれまでにも複数の同様の事件で逮捕されており、少なくとも50人に及ぶ女性に対してわいせつ行為を繰り返していたとされる点です。

押収されたスマートフォンなどからは、女性を撮影したと思われる画像が約3000枚も見つかっており、その凶悪さと執拗さが明らかになっています。

気づかなかった?タクシー会社

 

容疑者は当時、タクシー会社に勤めており、ドライブレコーダーに記録は残されていなかったと発表されています。

この犯行がタクシー会社のドラレコに写っていないはずもなくまたGPSで同じ場所に止まっていれば異変に気づくはずです。

タクシー業界の人間ならこの会社が嘘をついて隠蔽しているか全く管理していないかわかると思います。

警視庁は昨年10月、別の乗客女性に薬物を飲ませて現金などを盗んだとして昏睡(こんすい)強盗の疑いで逮捕後処分保留となっています。

その後、千葉県警が逮捕し、不同意わいせつ罪で起訴されていました。

卑劣な手口

警視庁は昨年10月、別の乗客女性に薬物を飲ませて現金などを盗んだとして昏睡(こんすい)強盗の疑いで田中容疑者を逮捕その後処分保留となっています。

これは警視庁の大きなミスでありこの後に犠牲者がでた要因でもあります。

手口も卑劣で友人と飲酒をしたあとタクシーに乗り込んだ女性に対し、体調を気づかうふりをして錠剤と水を渡し、こん酔状態にさせていたとみられています。

タクシーで運転手に勧められてものをもらうのは危険なのでやめておきましょう。タクシー会社でも禁止された行為です。

また、タクシー会社に重大な責任が問われますが名前は公表されていません。