旭川医科大学の吉田晃敏学長が勤務実態のない「学長特別補佐」に事務局から300万円支払わせる。一部は自分の口座へ。金と権力にまみれたパワハラの行方は。

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

旭川医科大学の吉田晃敏学長が勤務実体のない職員に報酬を支払わせる

 

パワハラ問題を指摘されている旭川医科大学の吉田晃敏学長が、ことし3月、「学長特別補佐」を務めていた男性が、去年6月ごろから病気で入院中だったにもかかわらず、報酬を支払うよう大学の事務局に指示したことが判明しました。


事務局は「現在は勤務実態がない」としていったん拒みましたが、契約が切れた「学長特別補佐」に対する報酬として計約300万円を支出させました。

 

このうち一部は、男性の治療費を立て替えたと吉田学長が主張したため、学長の関連口座に振り込まれたということです。

 

 

国立大学法人・旭川医科大(北海道旭川市)の吉田晃敏学長(69)が事務局に指示して、契約が切れた「学長特別補佐」に対する報酬として計約300万円を支出させたと、同大の調査チームが指摘していることが分かった。同大では新型コロナウイルス対応を巡って、教職員が吉田学長の解任を求める署名を提出。調査結果は、解任の是非を審査する学長選考会議に報告された。複数の関係者によると、吉田学長は今年3月、学長特別補佐を昨年6月まで務めていた男性が病気で入院し、治療費に困っているなどとして、男性に報酬を支払うよう大学事務局に指示したとされる。事務局は「現在は勤務実態がない」と拒否したが、再三指示され、複数回にわたって計約300万円を支出した。このうち一部は、男性の治療費を立て替えたと吉田学長が主張したため、学長の関連口座に振り込まれたという。学長特別補佐は、経営課題のアドバイスを受けるため、学外の有識者から学長が任命する。報酬は契約に基づいて大学が月単位で支払う。同大はこれまで、病院経営や金融など複数の専門家と契約し、男性の任期は2018年9月~昨年6月だった。同大では今年1月、他病院のコロナ患者の受け入れを巡って吉田学長と対立した大学病院長が解任された。反発した教授らが学長の解任を求める職員1000人超の署名を集めて、学長選考会議に提出した。弁護士による調査チームが設置され、病院長解任の経緯や吉田学長の過去の言動を調べていた。選考会議は近く、吉田学長に不正支出の有無など事情を聞く。吉田学長は07年に就任し、14年にわたって学長を務めている。読売新聞の取材に、「現時点では回答を控える。学長の口座に振り込まれていたとの事実はない」と書面で回答した。

読売新聞オンラインから引用

 

吉田学長のパワハラ問題は

 

吉田学長は今後、古川博之氏(66)病院長を解任した行為がパワハラにあたるかを学長選考会が判断し解任すべきかどうか審査することになっています。

 

吉田学長はこのパワハラ問題から逃げおおせるかと思いましたが、次々とお金に関する問題が浮上してきています。

 

「権力と金」を手中にした吉田学長。

 

権力を自分に集中させイエスマンを周りにおき金を自由に使いまくっていたようです。

 

もし、解任するなら周りにいる吉田派も解任して旭川医大の膿を出して欲しいと思います。

 

完全に「善と悪」の対立に

 

旭川医大の問題では、学長VS病院長の戦いになっていますが吉田学長の醜聞が耐えません。

 

最初は記者会見を開いて病院長を解任して逃げ切れると思っていましたがあまりに今までの行いが金まみれです。

 

古川元病院長は、3月31日付で旭川医大を定年退職させられています。

 

 

あくまで主観ですが、顔で判断しても吉田学長は悪者に見えます。

 

地域医療と患者について本気で考えているのはどちらか・・が勝負の分かれ目になると思います。

旭川医大『吉田晃敏学長』の「病院の私物化」「公式行事の遅刻」「JAL失禁事件」を文春が報じる。北の将軍様が長期間「学長」にいすわることができた仰天な理由とは。 【組織は頭から腐る】旭川医大で教員2人が上司のパワハラに対し2月に提訴。吉田晃敏学長は滝川市立病院から約7000万円のアドバイザー料を受け取る。 コロナ患者受けいれ拒否に反対した旭川医科大学病院の「古川博之病院長」が1月25日に解任。独善的なやり方は吉田晃敏学長と取り巻きの策略か。 旭川医科大病院の吉田晃敏学長が母親の職場でクラスター発生の子どもの受診拒否。父親が吉田学長を旭川簡裁に提訴。有志による吉田学長解任の署名活動も始まる